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TOEICとTOEFL、そしてIELTS

今月初め、大学入学共通テストで活用される民間の英語資格・検定試験に、TOEICが参加しないことが明らかになりました。
この時期に・・・? ホントに前途多難の共通テストです。

さて、最近は、大学入学時点での英語習熟度を評価するために、入学式前後に英語資格・検定試験を受験させる大学が増えています。郁大学では新入生全員がTOEFL(ITP)を受験していました。郁たちは、2年生の春にもう一度TOEFL(ITP)を受験することが義務付けられており、そこで1年間の英語能力の伸びを確認するようです。ては、TOEFLではなくTOEIC(IPテスト)を入学者全員に課しているところもあります。全体としては、こちらを受験している大学の方が多い印象があります。
TOEFLとTOEIC・・・、どう違うのかなあ。


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実は、TOEFLもTOEICも、テストを開発・運営しているのは同じEducational Testing Service(ETS)です。ETSは公平で正当な評価法や研究、関連サービスの提供を通じ、世界中の人々の教育の質と公正さの向上を目指すアメリカの非営利団体です。同じETSが実施している2つのテストですが、それぞれの目的は少し違います。
TOEICは、’Test of English for International Communication’の頭文字、TOEFLは、’Test of English as a Foreign Language’の頭文字です。
つまり、TOEICは、「日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテスト」です。元々は、学生のための試験ではなく、ビジネスマンのための語学試験で、日本では国際ビジネスコミュニケーション協会が実施しています。
一方、TOEFLは、「英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテスト」です。試験内容的にいは、「大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な技能を総合的に測定する試験」とされていて、学生が大学等で学ぶために必要な英語コミュニケーション能力を測定することを目的にしたテストとされています。日本事務局は、CIEE国際教育交換協議会です。
アメリカ、カナダ等の大学・大学院に留学するときには、TOEFLスコアを求められるのが一般的です。
郁大学でも、交換留学等の応募条件に、TOEFLスコアがあります。但し、この場合のTOEFLスコアは大学で団体受験するTOEFL-ITPテストではなく、テストセンターにて4技能をコンピュータ上で受験するTOEFL iBT テストのスコアとなります。TOEIC IPテストも、団体受験用であり、正式にはTOEIC Listening & Readin Tests と TOEIC Speaking & Writing Tests の両方を受験することが必要となります。

こうしてみてくると、大学で英語を使って(英語で)学ぶために必要な英語力を測定するのは、どちらかというとTOEFLの方が適しているように感じます。しかし、実際には、TOEIC を使っている大学があるのはなぜでしょうか。
たぶん手続きのしやすさと費用にあるのかもしれません。ちなみに、TOEIC IPテストの1人当たりの受験料は、4,000円程度です。TOEFL-ITPテストの受験料は公表されていませんが、TOEFL iBT テスト(235USドル)とTOEIC L & R Tests( 5,725円)と TOEIC S & W Tests(10,260円)の受験料を比較すると、明らかにTOEFL iBT テストの方が高額なので、団体受験でもTOEFLの方が高額であることが推測されます。

郁大学では、成績評価にはTOEFL-ITPテストを、留学時の選考については、TOEFL iBT テストを使っています。そして、それとは別に、キャリア。就職支援でTOEIC を紹介しています(団体受験はありません)。
郁大学の留学制度をみてみると、相手先の大学が、TOEFLスコアを求めることが多く、TOEICスコアは使えない場合が多いです(IELTSはOK)。しかし、就職の場合には、必ずしもTOEIC スコアでなければならないと限定しているところは、国内には多くないように思います。

ちなみに、国家公務員(総合職)の院卒者試験、大卒程度試験共に、、TOEFL iBT、TOEIC L & R Testsのどちらでも加点対象となります。他に、英検、あるいはIELTSでもOKです。
加点は、15点あるいは25点で、TOEFL iBT 80以上、TOEIC L & R Tests 730以上、英検 準1級あるいは1級、IELTS 6.5以上で25点の加点となります。配点比率は公表されていますが、全体で何点満点の試験なのかは公表されていませんので、25点の加点がどれ位の意味があるのかはわかりません。ただ、この基準であれば、既に郁もクリアしていますので、受験者のほとんどが加点対象であることが予想されます・・・。

留学を視野に入れると、やはりTOEFL i BT あるいはIELTSのスコアを上げることが必要です。
郁は、高校時代にIELTSを1度受験して6.0(目標は6.5でした)でした。2つのテストは、出題形式も解答形式が異なります。郁としては、IELTSの方が好きなようですが、大学で対策講座があるのはTOEFL i BTです。
どちらのテストも、1回の受験料は2万円を超えます。しっかり対策をしてから、受験してほしいと思う母です。


※IELTSは、International English Language Testing System の頭文字です。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼすべての高等教育機関で認められており、アメリカでも、アイビー・リーグを含む3,000以上の教育機関で採用されています。日本では、英検協会から申し込みができます。

参考: 英語4技能試験情報サイト  http://4skills.jp/
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