国立国会図書館のこと


1957年に発行された資料を探していたところ、国立国会図書館がデジタル化していることが分かりました。古いものはHPで閲覧できるものもあるのですが、今回探していた資料は著作権等の関係でHPでは閲覧できませんでした。しかし、図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)を使うことで、閲覧・複写が可能であることが分かりました。

これは、国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版等の理由で入手が困難な資料を全国の公共図書館、大学図書館等(当館の承認を受けた図書館に限ります。)の館内で利用できるサービスで、調べてみると多くの大学がこのサービスに参加していました。が、母の職場では手に入らなかったので、結局、近くの公共図書館で閲覧・複写しました。
こういうサービスに参加しているかどうかも、大学力の差なのかもしれません。でも、理系学部だと絶版になりそうな資料を利用することってほとんどないから不要かも・・・。

さて、そんなことで国立国会図書館のHPを見ていたら、国立国会図書館職員の採用に関するトピックスを見つけました。
本好き郁は、その昔(小学生~中学生の初め)、図書館情報学を専攻したいと言っていたころがありました。しかし、図書司書の資格を取っても正規採用は少ないと周りから言われ、いつの間にか、その話は忘れ去られていきました・・・。HPを見ながら、そんなことを思い出したので、ちょっと採用に関する記事をのぞいてみたところ・・・、びっくりポンの母でした!!(もしかしたら、知らなかったのは母だけ・・・)





国立国会図書館のびっくりポン!!

【その1】国立国会図書館職員の身分は国会職員(特別職国家公務員)
→国家公務員だとは思っていたのですが、まさか立法府である国会の職員だったとは・・・。

【その2】ただの図書館ではなかった。国会答弁や政策策定の基礎になる資料の一部はここで作成されている
→司書業務以外に、調査業務というのが大きな比率を占めており、国会議員の立法活動を補佐するため、国会議員その他国会関係者に対して、法案等の分析・評価、国政審議に係る政治、経済、社会等各般の調査を行っている人がいる。膨大な資料を背景に、海外情報や歴史的事項の調査に強みを持っているのだそうです。

【その3】とにかく、いろんな人が働いている。採用試験を受けるために司書資格は必要ない
→総合職には、順当なところでは歴史学や法学、国際関係学の院卒者とか、大学院時代にテキストの計量分析を学んだ人とか。面白いのは、大学・大学院では地球惑星科学分野の研究していた人とか大学・大学院で造園学を専攻した人とか・・・もいました(先輩からのメッセージ)。総合職は院卒者が多いのかなあ。まあ、こういう人がいるから、国会答弁や政策策定の基礎になる資料が作れるのでしょうね(基本は、官僚と同じ)。

とっても面白そうな仕事ですが、職員定数880人で、採用は欠員補充となるのでとにかく採用人数は少ないのが難点。平成27年度の総合職の採用は4人で、倍率は105.5倍と驚異的な数値でした・・・。


母は、大学時代に一度だけ資料を探しに国立国会図書館に行ったことがあります。その時には、こんなすごいところだとは思わず、入るのに身分証明書を求められてびっくりした経験があります。
それにしても、世の中にはまだまだ知らない仕事がいっぱいあるのでしょうね。当たり前の話ですが、「知らない仕事」は目指せないのです。郁も、まだまだ勉強不足ですね。


追記:
国立国会図書館の理念:真理がわれらを自由にする

→国立国会図書館法の前文「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。」の一部なのだそうです。
これを読んで、「図書館戦争」を思い出してしまった母なのでした。

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日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

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