図書館と近代文学

高校の春休み課題、いつになく順調に進んでいます。課題は、社会科を除く4教科です。ちなみに、「春休みの課題:*,***円」は、「現代文」と「英語長文読解」の問題集代でした。
読書の課題は国語科と数学科から。それぞれ、30冊前後の推薦図書が挙げられています。

問題集等をほぼ終えた郁は、地元の図書館に本を借りに行き、10冊近い本を借りて帰ってきました。
その本を見て母、びっくり!! なんと、見るからに「歴史」を感じる本がありました。
その本の奥付を確認すると、母より古いかも・・・。

奥付3
矢野健太郎;数学物語(昭和29年1月31日発行)



奥付2
谷崎潤一郎全集第20巻(昭和43年6月25日発行)


図書館で検索して、開架になかったものは、司書さんに頼んで閉架書庫から探してもらったそうです。
「数学物語」は、昭和29年発行の本でした。終戦から9年、250円の価値はどの程度だったのか想像もつきません。丁寧に扱わないとバラバラになりそうな感じが・・・。谷崎潤一郎全集は、その中に収録されている「陰翳礼讃 」が推薦図書になっていたので借りていましたが、この本は紺のクロス張りの背表紙に金糸で「谷崎潤一郎全集」と入っていました・・・。最近は、こんな装丁の本は見ないですね。とても重みのある本です。他にも、1980年発行の遠山啓「数学入門(上・下)」は、岩波新書なのですが、結構、年代物の様相を醸し出していました。そして、中の活字が・・・小さい?! 

実は、矢野健太郎氏の「数学物語」も、谷崎潤一郎氏の「陰翳礼讃」も、文庫本として新しいものが出版されています。課題図書に挙げられていたぐらいですから比較的入手可能なはず。ただ、図書館にはその新版がなかったということなのでしょうね。それにしても、「図書館」は、すごいです。


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「現代文」の課題には、近代文学史に関する設問がたくさんありました。夏目漱石、森鴎外をはじめ、自然主義の島崎藤村、白樺派の武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎、耽美派の谷崎潤一郎、新思潮派の芥川龍之介などなど・・・、そして、国語科の課題図書には、三島由紀夫、太宰治なども・・・。
「夏目漱石」は、いくらか読んでいる郁ですが、それ以外は代表作に少し目を通した程度・・・。「読書好き」と言っている割に近代文学は読んでいません。「芥川賞」系より「直木賞」系の本が多いですね。あとは、ラ・ノ・ベ♪とか、海外もの♪とか・・・。

しかし、さすがの郁も、課題を見ながら、「頑張って、『文学作品』読まないといけないなあ・・・」と言いはじめました。高校生の時にみんな通る道ですね。とりあえずは、結構読んでいる夏目漱石の読破からとのことですが、今日も手にしていた本はちょっと違ったようです。
それにしても、こういう話をすると、「梶井基次郎」の苦い思い出」が蘇る母です。



最後まで読んでいただいてありがとうございました


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プロフィール

郁の母

Author:郁の母
日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

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