今回も「思い立ったが吉日」小旅行

【平成27年9月22日(火)の日記】


シルバーウィーク中は、初日の土曜日に部活の予定が入っているだけで、あとは白紙だった郁。「連休中、どうするの? どっかいくぅ?」と、のんきに話しているうちに、連休に突入。このままお勉強しつつ、ゆっくりお家で過ごすのかと思いきや、連日「ひま~」の連発。お友だちも、いたりいなかったりで、なかなかみんなで遊ぶ日もとれないようで・・・。

そこで、「どっか行く?」という話に・・・。
と言っても、郁のお気に入りの太宰府・九博(九州国立博物館)は、夏休みに行ったばかり。現在の展示内容も、興味が持てず。そのときに思い立ったのが、「思い立ったが吉日( 」の京都。京博は大きな展覧会の合間の時期だったのですが、京都市立美術館で興味深い展覧会をやっていました。
というわけで、再び「京都日帰りの旅」となった我が家です。前回と異なるのは、その計画が、当日ではなく、前日に立てられたということ。そのため、事前チケットを準備し、当日は早めの出発予定となりました。と言っても、当日出発では、どんなに頑張っても開館前に並ぶという時間には到着しないんですけどね。

京都市美術館で開催されていた展覧会は・・・
 ■ ルーブル美術館展;日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄
 ■ マグリット展

一度に2つの大きな展覧会を開催するあたりが都会だなあ・・・と感じた母です。ルーブル美術館展では、フェルメールの「天文学者」が日本初公開で話題になっていましたが、郁が興味を持ったのは「マグリット展」の方。美術の教科書に必ず載っている「マグリット」。郁の好きな「ピレネーの城」も展示されているみたいです。母としては、やはりマグリットといえば「大家族」ですね。
まあ、同じ美術館でやっているということでルーブル美術館展のチケットも一緒に購入して、出発した我が家でした。




京都市美術館2015
京都市美術館本館(昭和6年に着工、昭和8年に竣工)
京博ほどではありませんが、それでもやはり歴史のある建物でした。ただ、京博と同じで、特別展の時は人が多すぎて、その建物の良さを鑑賞することは難しいのです・・・。



こんな大きな展覧会なので、到着した時にはもちろん入館制限がかかっていました。それでも、ルーブル美術館展も50分待ちで、その後のマグリット展はほぼ待ち時間なしで入館できましたので、頑張って早起きした甲斐はあったようです(お昼過ぎにはルーブルは80分待ち、マグリット展も館の外に列ができていました)。

「ルーブル美術館展」は、入館制限がかかっていても、中は大混雑。ゆっくり鑑賞するには、相当の忍耐力が必要でした・・・。話題のフェルメールはそんなに大きなものではありませんでした。今回の展覧会のテーマが風俗画ということで、人々の生活が描かれている絵が多く、この時代には貴族の優雅な生活とは別に庶民の生活というのはなかなか大変だったようで、浮浪者(児)や蚤とりをしている人たちが描かれている絵もいくつもありました。
この中で、郁が気に入ったのは「リュパン・ボージャン;チェス盤のある静物」
解説によると「これはただの静物画ではなく、宗教的で精神的な省察に代わる作品」とか・・・。そんな難しい解釈はともかくとして、とりあえず「絵」として気に入ったということなのです。ちなみに母は、「ジャン=バティスト・カミーユ・コロー;コローのアトリエ」が好きでした。ということで、この2つの絵葉書を購入しました。

さて、郁のお目当ての「マグリット展」。ルーブル美術館展に比べれば人は少なく、ゆっくり鑑賞できました。
母にとってマグリットと言えば「大家族」のイメージ。白い雲の浮かぶ青空をモチーフにした作品はいくつもありました。同じような鳥の切り抜きの下に滑走路の描かれている「空の鳥」もよかったです。
「ピレネーの城」は、マグリットの中では比較的大きな作品でした。展覧会に行って、郁が気に入ったのは「光の帝国Ⅱ」白い雲の浮かぶ昼間の青空と家々の窓に灯りが浮かび、街灯がともる街路の夜景という現実にはありえない不思議な情景の絵です。難しい解説はさておき、マグリットの「思考」の結果を表現するとこの絵になった・・・ということなのでしょう。郁は、この絵の絵葉書を買っていました。それにしても、マグリット展の立派過ぎる「図録」は、重かったですぅ・・・。

その後、近くの平安神宮に立ち寄り、神苑を拝観しました。ここでは、文学書(竹取物語、伊勢物語、古今和歌集、枕草子、源氏物語)に記され、日本人が古来より愛し続けて来た200種余りの植物が植栽されています。紅葉にはまだ早い時期でしたし、藤袴は終わりに近かったのですが、萩の花は至る所で満開でした。また、季節が変わってから訪問すると、全く違う景色を見せてくれそうです。

こうして、我が家の「芸術の秋」は終わりました。
振り返ってみれば、ほぼ一日中歩きっぱなし(立ちっぱなし)で、疲れました・・・。


最後まで読んでいただいてありがとうございました


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吉日!

郁ちゃんちには吉日がたくさんあっていいな~♪
そんな芸術鑑賞、憧れです。
我が家は家族みんなが大人しく鑑賞できるのは何年後かな。

平安神宮の植栽、ゆっくり堪能した~い!
季節に合わせて訪れないと・・・

いつの間にか秋。
郁の母さんのお話を読んで、
季節を楽しむ心のゆとりを忘れないようにしたいと思いました。



Re: にゃごまま さま ♪♪

コメント、ありがとうございます(*^。^*)

ただ単に、計画性がない我が家なので・・・^_^;
小さいころは、科学館系とかが中心でしたが、最近は美術館系が多いですね。美術の授業でいろいろ習っていることもあって、興味が出てきたようです。昔、NHKで放送されていた「迷宮美術館」の本のエピソードなどもよく知ってます。

美術館でも、幼児や小学校の低学年ぐらいの子を連れた親子に出会います。今回も、ルーブル展は1時間近く並んで待ったり、中も人が多くてなかなか見えにくい状況だったので、小さな子どもたちの中には退屈そうにしていた子もいました。せっかくの機会だから、親は見たいし、子どもにも見せたいと思われる気持ちはわかりますが、なかなか難しいですね。
子どもの興味は、年齢とともに変わってくるので、急がなくていいんじゃないかなあ・・・・と感じることもあります。
にゃごままさんちも、まだまだこれからですよ。

平安神宮の神苑は、本当に四季それぞれの時期に訪れることができるといい場所だと思います。
旅行に行かなくても、近所でも季節を感じることは十分できるのだと思いますが、日々忙しくしていると、なかなか身近な季節の変化を感じていない自分がいることに気づきました。もっと、ご近所の「秋」も見つけてみようと思います。

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プロフィール

郁の母

Author:郁の母
日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

あと何日・・・?


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