「教育実習」の季節

「教育実習」真っ只中の郁の学校。毎年、この時期と秋に多くの教育実習生を受け入れているので、緊張する実習生たちとは対照的に、生徒の方は、中3ともなれば慣れたものです。実習生の授業にも、いつも通り取り組んでいるつもりなのですが、ちょっと勝手が違うときもあります。
時には、黒板の字が読めなかったり(字が汚い)、ぼそぼそ話されて何を言っているのかよくわからないなんてことも。自虐ネタで笑わそうとする実習生にどう反応するかも悩めるところ。普段の先生なら一緒に笑えるけれど、実習生に対して笑うと、ちょっとまずいかも・・・と考えてしまうようです。そんな教育実習中の郁のエピソードをいくつか挙げてみました。


【エピソード1】
 資料集通りの説明をしていく実習生の地学の授業で、寝てしまう生徒が続出。郁も例に漏れず・・・撃沈。後ろにおられた担当教諭のA先生に叩(はた)かれて起こされたのだそうです。周りの子は、軽く肩をたたいただけで起きたのですが、郁は反応しなかったため、周りの子に相談の上(?)先生も前述の処置をとられたようです。あとで、先生に聞くと、3分間ぐらいの出来事だったのですが、実は、郁はこの時、天体の授業を受けつつ、「土星への旅」をしていたというのです。ガスでできている土星、実はそこには気持ちのよいベッドが漂っている・・・そんな夢を見ていた郁。だから、肩をたたかれたぐらいでは帰ってこられなかったというわけなのでした。郁曰く、
「そりゃあ、寝ようと思ったわけではないけれど、資料集通りのことを説明されても、読めばわかることだから・・・。寝てなくても、『内職』していた子もいたよ。」
→ 普段の授業では、寝ることはない郁なのですが、この時期には毎年起こっています。単に話題で「笑い」をとって興味をひこうとしても、授業の内容そのものに興味をもてるような「おもしろさ」、「わくわく感」がないと、生徒たちの反応は結構冷やかだったりするようです。このあたりは、生徒たちの特性にもよるのかもしれません。郁に言わせると、そのあたりの対応はこの学校の生徒たちの特性を知っている母校実習生(この学校の卒業生)の方が上手いらしい・・・。
生徒たちにとっては、正直な反応なのでしょうが、実習生にっては・・・。初めての授業では、なかなか生徒たちの反応まで見ることができない実習生もいるのかもしれません。そんな経験も学習過程の一つ。頑張れ実習生
注)A先生は、郁たちの学年団の先生で、生徒にも人気の先生。
   郁も担任されたこともあり、郁も懐いて(?)います。そんな関係性の上での、上記のような対応なので
   誤解のないように・・・。



【エピソード2】
 次の地学の授業では、事前に「寝たらファイルで叩くから・・・」との注意があり、郁も頑張って聞いていたそうです。ところが、実習生の説明は混乱を極め、生徒の方はが続出。ついに、A先生からのHelpが入りました。実習生が説明した内容を理解できていて、説明できる生徒が挙手させられ、その中で成り行き上、郁が指名されて説明したそうです(前回の汚名返上)。多少のA先生の補足もあって、無事に授業終了となりました。
→実習生の授業計画書は、事前に指導教諭のチェックを受けてOKをもらっているはずなのですが、実際に生徒たちを相手にすると、予定通りにはいかないことも多いようです。そんな経験も学習過程の一つ。頑張れ実習生


【エピソード3】
 入学以来、何度も補習になっている郁の「技術」。実習生には毎年助けていただいています。
さて、今回の課題は、「はんだ付け」で、実習生たちは、はんだ付けをする生徒たちの状況を確認しながら必要時に助言するのが役割。ところが、郁がはんだ付けを始めると、なぜか2人の実習生が郁に付きっきり状態で、郁が失敗しそうになる前に、先回りしていろいろ助言が・・・。どうも、事前に郁は担当教諭から要チェック者に挙げられていたらしいのです。
失敗することなく、無事に終わった郁のはんだ付けでしたが、郁としては、そこまで先回りして助言していただかなくても・・・と、ちょっと不満の残る授業になったのでした。
→フォローの必要な生徒にどこでどうフォローを入れるか・・・なかなか難しいところですね。やりすぎると、逆に生徒のやる気をそぐことにもあります。まあ、郁の場合、これまでの状況から考えると、先生たちの心配もわからなくはないのですが・・・。そんな経験も学習過程の一つ。頑張れ実習生

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母は、教職課程を取っていないので教育実習をした経験はありません。でも、学生時代の「実習」では、いろいろと苦労した経験はあります。特に、相手が「人」の場合には、様々な反応が帰ってくるので、計画通りにはいかないことも多いものです。実習や実践の場で経験しながらしか学べないものは多いと感じています。そういう意味で、教育実習生は、生徒たちの反応にめげることなく、1回1回の授業の経験を振り返り、次に繋げていって、良い先生に欲しいなあと思う母なのでした。
いよいよ教育実習も終わりです。今週は評価授業も行われます。この日は、担当するクラスの生徒たちも、いつもよりちょっぴり力(りき)が入るみたいです。
あと少し、頑張れ実習生




えんぴつ2015
読んでいただいてありがとうございました


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プロフィール

郁の母

Author:郁の母
日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

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