♪ バルコニー席から イ・ムジチ ♪

最近、管弦楽や弦楽合奏のコンサートに行くときには、右側のバルコニー席を取ることにしている。全体を捉えるには偏った席なのだが(音も偏るのかも?)、ヴァイオリンパートはよく見える。つまり、対角線上の斜め上から、ヴァイオリンを弾く人たちを観るような形になるのだ。

その右側バルコニー席から、イ・ムジチ合奏団の演奏を聴いた。というより、「観た」と言った方がいいのかもしれない。半円状を描いて座っている演奏者たちなので、右バルコニー席から視線をまっすぐ伸ばすと、コンサートマスターのアントニオ・アンセミル氏、マルコ・セリーノ氏のほぼ正面となる。距離はあるものの、アントニオ・アンセミル氏の手の動きをはじめ、その弾く様子はとてもよく観ることができた。母の視線は、アントニオ・アンセミル氏に釘付けになっていた。

最初の曲の第一音から、その研ぎ澄まされた音に会場全体が満たされ、魅了された。しかし、次の瞬間、母の眼はアントニオ・アンセミル氏だけしか観ていなかった。とにかく、すごかった・・・(語彙がなくて申し訳ないのだが)。絶妙な動きの腕と手に惹きつけられた。そして、脚にも・・・。素人の母には、もうこれ以上書くことはできない。
最後の曲は、やはり、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」。そして、もちろん、ヴァイオリン・ソロはアントニオ・アンセミル氏。やはり、演奏は、生で聴くべきだと強く思った母であった。郁も前に乗り出してアントニオ・アンセミル氏を観ていたようだった。独特の間の取り方があったためか、自分たちが弾いている「冬 第2楽章」とは少し違う印象だったようだが・・・。

そんなわけで、チェロやダブルバスの方々には、申し訳ないのだが、その方たちは背中しか観ていなかった(観えなかった)。ただ、アントニオ・アンセミル氏のヴァイオリンに注目したのは事実だが、彼だけが突出しているというのではなく、イ・ムジチ合奏団は「合奏団」として、本当にすばらしい世界を創っており、コンサート中はその世界にどっぷりとつかっていたのだった。やはり、「生」はすごい!

アンコールは4曲。背中しか見ることのできなかったダブルバスのロベルト・ガンビオーリ氏が紙を見ながら日本語で曲目紹介をされた。最後にちょっと茶目っ気のある陽気なイタリア人気質の見えるようなアンコールの演出が楽しかった。





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私も行きました

はじめまして。ひろ009と申します。

私もザ・シンフォニーホールのコンサートに行きました。
コンマス氏は激しい演奏スタイルでしたね。
CDなどを聞いて感じていたイ・ムジチのイメージと異なっていて、ちょっとビックリしました。
「四季」もはっきりとは分からなかったのですが、かなり色んなアレンジなどが入っていたような気がしました。
ライヴのコンサートならではの面白さですね。

> 絶妙な動きの腕と手に惹きつけられた。そして、脚にも・・・。

私も脚に注目していました(笑)。

> 最後にちょっと茶目っ気のある陽気なイタリア人気質の見えるようなアンコールの演出が楽しかった。

”イタリアに行きたくなる音楽・・・”など、紹介が実に楽しかったです。



Re: 私も行きました

ひろ009 さま

ご訪問、コメントをありがとうございました。

> 私も脚に注目していました(笑)。
やはり、ひろ009 さまもコンマスの「脚」に注目されましたか。本当に、なぜか目を離すことのできないコンマスの演奏でした。これも、「生」だからこそですね。

> ”イタリアに行きたくなる音楽・・・”など、紹介が実に楽しかったです。
いろいろな曲調の曲があって、楽しいアンコールでしたね。まさか4曲もアンコールで演奏されるとは思いませんでしたし・・・。
繰り返すことのできるCDやDVDと違って、コンサートは「その時だけ」の経験ですが、だからこそ、思いもよらぬ驚きや感動があって、止められないです。
応援 ありがとう♪♪
♪ ようこそ ♪
お時間の許す限りごゆっくり・・・

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プロフィール

郁の母

Author:郁の母
日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

あと何日・・・?


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