今日はヴァイオリン日和 <大学受験編>

高校生の娘と母の日々の想いを綴っています。
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

「やりがいのある仕事」という幻想

昨日は、1日期末考査試験の準備に費やした郁です。ついに今回は、塾はお休みしました・・・
郁は、LDKのセンターテーブルで勉強をするため、その間はテレビをつけることはできません(父は、さっさと自室にこもってしまいました・・・)。でも、一人では寂しくて(?)勉強のできない郁なので、母はテーブルの向い側に座っています。昨日は、その時間が長かったので、本を読んでいました。

その時に読んでいた本がこれ↓

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)
(2013/05/10)
森博嗣

商品詳細を見る


森博嗣氏は、「すべてがFになる」で作家デビューされた、元某国立大学工学部の助教授です。小説からエッセイまで幅広く出版されています。本当にたくさん・・・。母は、これまで小説だけを読んできましたが、今回は、先週の新聞の読書欄で紹介されていたことから、初めてエッセイ(?)を読みました。タイトルにも惹かれましたし・・・。

「仕事に生きがいが持てなくても、すごい成果が残さなくても、人が羨む仕事に就けなくても、君の価値は変わらない。」というのが森博嗣氏の主張です。「働かなくてもいい人(食べていける人)は、別に働かなくていい。」「働いている人が『偉い』わけではない。」 そんなに、新しいことではありませんが、ここまで堂々と主張されると、すごいなあと思います。確かに、母の「仕事」に対する考え方も、ある種の幻想が含まれているのかもしれないなあと考えさられました。しかし、小説等執筆の収入で、既に一生働くなくても困らないだけのお金のある人に言われてもねぇ・・・

-----------------------

母の齢になれば、ある程度みんなわかっていることです。しかし、それを真に認めるのはなかなか難しいのかもしれません。やはり、子どもには、「それなりの『仕事』(?)』に就いてほしいと思うものですから・・・。
昨今の就職事情を知れば知るほど、何か資格を取って確実に就職し、それなり収入を得て生活できるようになってほしいと考える親は増えています。

先日、郁たちは先生から言われたそうです。
「高校2年生までは、みんな『医師になりたい』という『夢』を持って、『青春』しなさい!」
それに対して、一人の男の子が「僕が『医者になりたい』って言うのは、ただの『夢』じゃない!!」と怒っていたそうです。その子にとっては、もっと具体的に何かが見えているのでしょうか。

郁の周りにも、「医学科」進学希望者は多いようです。具体的な将来の仕事を語る子のほとんどが「医師」だったり「歯科医師」だったりすると言っています(お家が開業医の子も結構いるようです)。実際に、毎年卒業生の1割以上が国公立医学科に進学していますから、口だけではないのですが・・・。
しかし、まだ、中学1年生、たとえ親が医師であったとしても、まだまだその本質は見えていないことは多いと思います。その意味で、それはまだ「夢」と表現されるものなのでしょう。それが、真の「目標」に変わるまでには、まだまだ多くの経験と時間が必要。先生の言葉は、「夢」を持ちながら、しっかり「青春」しいろいろな経験をすることを通して、広い視野をもあったうえで「目標」は見つけていくもの(見つかるもの)だということを示されているのかもしれません。

ちなみに、「夢」と「目標」の意味を調べてみると(出典:デジタル大辞泉)・・・
【夢】
 将来実現させたいと思っている事柄。
 現実からはなれた空想や楽しい考え。
 心の迷い。「彼は母の死で―からさめた」
 はかないこと。たよりにならないこと。
【目標】
 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの
 射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃の―になる」
 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準


最近、大学のキャリアサポートの充実度や就職率の高さが売りになっていますが、本来、大学は就職のための予備校ではなかったはずです。しかし、森博嗣氏の言う「仕事への幻想」に取りつかれてしまうと、そこが一番大事なことになってしまうのかもしれません。それが悪いわけではないのですが、それだけが評価されるものではないように思います。


今、郁にも「夢」があります。
さて、この「夢」は、4年後にはどのような「目標」につながって行っているのでしょう。楽しみです 
とりあえずは、自分の本当にやりたい目標が見つかった時に、ちゃんとその道に進むことができるように基礎学力をしっかりつけておくことが必要ですね。まあ、まずは、期末考査という小さな一歩から・・・。
やるべき時に勉強するのも「青春」の一コマです 


 読んでいただいてありがとうございました 



にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へ
にほんブログ村

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
にほんブログ村


育児・中学生 ブログランキングへ
スポンサーサイト
【 2013/07/07 】 中学1年生 | TB(-) | CM(2)
No title
郁ちゃんでさえ、範囲の広い期末テスト勉強のために、
塾を休まなきゃいけなくなることもあるんですね(@_@;)
やっぱり、中高一貫校は授業の進み方も速いから、
試験範囲が半端じゃないってことなんでしょうねe-263

ひよこも勉強部屋ではなく、ダイニングテーブルで勉強します(^^;)
我家やリビングとダイニングが一体化されたような間取りで、
ニャンコ達がリビングでごろごろ寝ているから、ひよこも1Fに居たいらしいのe-330
でも・・・父ちゃんは気にせずリビングでテレビを見てたりします(^。^;)
一応音量は小さめにしてるみたいですが。。。

昨今の就職事情では、医学部をはじめとする資格が取れる学部が
人気を集めるのも無理はないですよね(^_^;)
あるいは・・・警察官とか、消防士などの公務員系を目指すとか。。。
日本もギリシャみたいに公務員人口の多い国になってしまうのでしょうかe-263
日本経済を何とかするなら・・・・・・今でしょ!!って言いたくもなりますよね'^。^;)
【 2013/07/07 】 編集
Re: マミマミ さま
コメント、ありがとうございます♪

どこか誤解があるようなので、訂正しておきますね。
「郁でさえ」ではなく、「郁だから」、塾を休んでいるというのが
正確な解釈なのです。
なにしろ、期末の準備が全くできていなかったので・・・^^;
クラスの多くのお友だちはちゃんと塾に行ったんじゃないかな。

うちも、にゃんこ達がごろごろしている横で、勉強しています。
時々邪魔されながら・・・。
【 2013/07/08 】 編集
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する