適度な距離のライバル

夏休み明けに実施された「課題テスト」が返却されています。

先日、「国語」が返却された日のこと。
休み時間にAくんが満面の笑みで、郁のところにやってきて曰く、
Aくん:「『国語』、どうだった?」
郁  :「平均点+18点 
Aくん:「負けた!

Aくんは、平均点+11点だったらしく、今回こそは「勝てたのでは?!」との期待があったようですが・・・残念。Aくんは、「国語」のテストが返却されると、毎回、郁に結果を聞きに来るのですが、なかなか勝てず、悔しい思いをしているようです(他に「社会(地歴)」も聞きに来ることがあるようですが・・・)。2年生になってクラスが変わったのですが、それでもやってくるAくんなのです。
実は、このAくん、総合成績では郁とは比べものにならないぐらいの上位にいるのです。お家は代々お医者様の家系らしく、もちろん目指すは医学科。ばりばりの理系で、数学や理科は学年のトップクラス。ですから、「数学」や「理科」に関しては、郁には目もくれないのですが、なぜか文系科目に関しては、「郁」をライバル視しているみたいです。1年生の時、「得意科目は?」と聞かれて、「国語」と答えたら、「それは、僕の苦手科目だ!」と言ったというAくん。郁は決して「国語」がトップクラスにいるわけではないのですが、だからこそ、とりあえず、追う目標(ターゲット)として設定されたのでしょうね。
Aくんにんは、「理科」「数学」と、「英語」のライバルもそれぞれいるようです。

もちろん、勉強は人と競うことが目的ではありません。ただ、やはり「ひと」は競うことが好きな動物ですから、身近なところに、適当な距離のあいているライバルを設定した方が頑張れるという面はあります。大切なのはそのライバルとの距離かと思います。あまりにも離れていて少々では手が届かない相手をライバルとしてしまうと、いつまでも追いつけず結局自分には無理と頑張ることをあきらめてしまうことも・・・。Aくんのように、まず頑張れば手が届きそうな位置にライバルを設定し、そこを越えたら、また次の相手を設定するというのはいい方法かもしれません。つまり、Aくん(の国語)にとっての郁は、乗り越える一つの目標であって、競い合う相手という意味でのライバルではないのです。

さて、郁はと言えば、自分より上位の人には事欠かないので、その中から適度な距離にいる人をライバルと設定することは可能だと思うのですが・・・。どうも、その相手との距離が「五十歩百歩」という感じに見えます。まあ、統計学的な分布の考えからみると真ん中あたりは人が集中するので、仕方がない面もあるのかもしれませんが、Aくんのように科目ごとにライバル(ターゲット)を設定するのも一つの方法だろうなあと思います。ライバルとかターゲットとか言っていますが、結局はテストの結果を公表しあうお友だちってことなのです。

郁たちは、ほぼ100%ここの高校に進学します。そのため、「志望校合格」のための成績とか偏差値とかが目標になりにくい状況です。自分で自分の目標を決めていかなければなりません。もちろん、一人でしっかり目標を立ててやっていける人もいますが、まあ、郁なんかはみんなとワイワイ競い合う方が性格に合っていますね。そして、そういう人が多いのが郁の学校かな。だからこの学校の居心地がいい郁なのです。







つきうさぎ
読んでいただいてありがとうございました
もう、明日から9月ですね・・・。


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プロフィール

郁の母

Author:郁の母
日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

あと何日・・・?


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