◇ 読書の「中身」 ◇

10月の塾内模試が終了した。
終えての郁の感想は、「難しかった・・・」。唯一の得意科目である「国語」の物語文が、いつもになく難解だと感じたようだった。

さて、その物語文の出典を見て、目が点になった。
宮本輝「螢川」

・・・?!
小学校5年生の模試に、これが出るの?! そりゃあ、「難解」だわ・・・、というのが、母(と父)の感想であった。

出典の「螢川」は宮本輝の芥川賞受賞作である。舞台は昭和37年の富山県、中学3年生の竜夫の性の目ざめと人間的成長を描く作品とされている。出題文はその後半部分で、既に友人の関根は事故で亡くなった後である。そのことが注釈で説明されているのであるが、長い流れの中のほんの一部を汲み取ったような出題文なので、出題場面やその時の心情を読み取るのは容易ではないように感じた。そもそも、全文読んでも小学校5年生に理解できるのだろうかとも思う。まあ、郁は全文読む前にリタイアしそうだが・・・(以前、井上靖「あすなろ物語」を、途中リタイアした前歴あり。井上靖は第22回の芥川賞作家)。

目標校の学校説明会で、「よい文学作品を読んで下さい」と言われた。芥川賞作家の作品はもちろん「よい文学作品」には違いない。今回の模試をきっかけに、目標校の過去問を調べてみたところ、ここ5年間に出題された3つの物語文のうち、2つは芥川賞作家の作品であった(ちなみに、残りの1つは壺井栄)。正直言って、びっくりした。


とにかく読書量が多く、起きたときから寝るまで、暇があれば本を抱えている郁である。これまでは、それが郁の「国語」を支えてきた。しかし、これからは、その読書の「中身」が重要となってくる。ただ「楽しい」だけの読書から、「純文学のおもしろさ」を感じていく読書へ一歩前進する必要性を実感している。
まずは、母が読んでみるしかない。直木賞作家の作品に比べて、純文学である芥川賞作家の作品は、ちょっと横になって一休みしながら読むには重すぎるような本が多いような気がしていた母であるが、もうそんなことは言っていられない・・・。
それにしても、たくさんの芥川賞作家がおられるものだ。どこから手を付けるかが難しいところである。




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プロフィール

郁の母

Author:郁の母
日中は田舎の小さな大学で働いていますが、うちに帰ると受験生の母でもあります(*^。^*)。
娘の郁は、高校2年生。管弦楽部と学業を両立して、目標高く、難関国立大学合格を目指します!

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